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SBI証券の口座開設は無料です。私がもし、口座を1社しか作れないとしたらここを選択します。「手数料が安い」「取引書類を郵送可能」「会社四季報、スクリーニング、といった株探しの機能が充実」「外国株も購入可能」という長所がたくさんあるからです。口座開設には日数がかかる反面、費用はかからないのですから申し込みは済ませておいたほうが良いです。(2012/11/19現在)

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「投資とは、自分ひとりの力で、自分にしかできないやりかたで、学ぶべきもの」反バフェット流投資法? 節約発投資行き めざましい成功を収めるには(マイケル・バーリ)より

先日ご紹介を受けた、ブログ「節約発投資行き」の記事「めざましい成功を収めるには(マイケル・バーリ)」が印象に残りました。
マイケル・バーリMichael Burry氏は、ウォーレン・バフェット氏とは違った方法で、優れた実績(2001年に55%のゲイン)をあげておられるようです。

ウォーレン・バフェット氏とは
投資家としては世界一の富豪。
氏がどのような投資をしているかについては、「億万長者をめざすバフェットの銘柄選択術」が分かりやすいです。

マイケル・バーリMichael Burry氏の発言をたどると、

投資とは、自分ひとりの力で、自分にしかできないやりかたで、学ぶべきもの
Investing was something you had to learn how to do on your own, in your own peculiar way.
(参考:世紀の空売り。amazonで調べるかぎり、ご本人の著作はない模様。)

だそうです。

私は、「億万長者をめざすバフェットの銘柄選択術」の他、バフェット流投資法について書かれた情報を調べて挑戦した時期もありましたが、挫折しました。
ですので、投資を成功させる方法は一つではない、という話は勇気付けられます。

バーリ氏は、
  • 本業は医者?その後ファンドマネージャーに転進?
  • サブプライム危機を予測し利益を上げた
  • 水泳も達者
  • 驚異的な集中力
だとか。超人っぽいです。

一方で、
  • コミュニケーションは不得意
  • 空気読まない
  • 公開情報を使ったバリュー投資を行う
という面もあるそうで、自分と同じ面も発見してうれしかったりします。

バフェット流に反する私なりのやり方を書き添えると、以下のとおりです。
  • 保有期間を全く気にしない
持ち株の価値より価格が高くなり、それより見込みのある投資対象に乗り換えたほうがいいと思えるなら売ります。
価格が上がりすぎの場合もありますし、価値が下がったことに気付く場合もあります。
どれだけの期間保有しようという予定は立てません。
ただ、長期間取引ができなくなって、ずっと持つことになっても困らないような株選びはします。

質問「もしも、株を買ってからずっと売らずに持っていたらどうなるの?」→答え「意外と良いかも」 というデータが「株式投資の未来~永続する会社が本当の利益をもたらす」に載っています。

  • 配当収入を重視する。
安定した現金収入がある、というのは精神衛生上とても良いです。
また、自分の投資成績が良いか悪いかを判断する基準として、配当収入が順調に増えているかを測定するのが適切だと考えています。

「投資を続けていく中で、安定した現金収入があると、どんな気分になるか?」というのは「キャッシュフロー 101」をやると実感できます。

  • 含み損益はほとんど気にしない。
一つは、バリュー投資の基本「価値より価格が安いなら買い、高いなら売る。今売れば売却益だとか売却損だとかは関係ない」を忘れないためです。
もう一つは、保有株の時価総額を自分の投資成績が良いか悪いかの判断基準にすると、
「市場全体が安くなっている時期や高くなっている時期は数年以上にわたって続くときがあり、自分の実力なのか市場の影響なのか分からない」
「時価総額が低くなっているときは、市場全体が安いためで、お買い得株がごろごろしているかもしれないのに、自分の投資法が間違っていると勘違いしたり売却損を確定するのが怖くなったりして、お買い得株を探して買うのを怠る可能性がある」
「時価総額が高くなっているときは、市場全体が高いためで、持ち株を高く売れるかもしれないのに、自分の投資法が正しいと勘違いしたり持ち株がさらに高くなると誤解したりして、お買い得株を探して買い替えるのを怠る可能性がある」
という理由からです。

基本のバリュー投資を知るなら「バリュー投資入門―バフェットを超える割安株選びの極意」が良いです。基本の紹介と、色々なバリエーションに展開していった著名投資家の実例も複数紹介されています。
ほぼ全てのバリュー投資家がおさえている元祖バリュー投資を知るなら、「新賢明なる投資家()()」も良いです。

  • 企業の価値を、数値で表せない情報ではあまり評価しない
「製品がユニーク」「他社がマネできない優位性を持っている」「私にはこの事業内容なら理解できる」といったことはほとんど考慮しません。
これらは株価何円分に値するのか、私には換算できません。
こういったことに注目すると、私は知らないうちにその株に惚れ込んでしまう傾向があるからです。
心理学で、接触回数が多いものほど好きになりやすい、自分が手間をかけているほど評価を高くしてしまいがち、ということが言われています。

投資に関する心理学については「投資の心理学―「損は切って利は伸ばせ」が実践できない理由」が参考になります。

  • 一年以上先の業績予想や成長見込みをあまり考えない
私には当てる能力がありません。
これに挑戦して失敗した実績もあります。
「現在のところ、この企業は業界を独占していて高い利益を誇っている」と分かったとしても、それがいつ転落するのか、外部から株価が下がる前に発見するのは困難だと思います。
転落しかけたけど持ち直すこともありえます。

企業が転落するとき、持ち直すときの様子については「ビジョナリーカンパニー3 衰退の5段階」が参考になります。

短期の予想資料には、その企業の持つ明確な弱点が載っているときがあるので少しは見ます。
価値を計算するのには過去の実績を重視します。
  • 業種にあまりこだわりません
業界を深く理解しようとしていないので、バフェット氏は投資に消極的とされるITやコモディティ株でも投資することがあります。
業界を理解しようと深く調べ始めると、惚れ込んでしまう傾向があるからです。
例外として、決算書が読み取りにくく、ごまかしがしやすい業種であるという理由で建設業や金融には投資しません。

決算書の分析については「決定版 ほんとうにわかる経営分析」が中身も充実していて文章も面白かったです。

  • 分散投資します
一社に対する理解度は比較的低いため、ハズレもそれなりに引きます。よって、分散をしています。
25社程度と考えています。
これは、1社から投資額の4%の配当を得ると想定していて、これを25倍すると100%となりますから、投資した1社がつぶれてその投資額を丸損しても、配当でだいたい穴埋めできる、という考えからです。
富者の集中投資 貧者の分散投資」という本もありますけどね。

ここまで、反バフェット流な点を書きました。
いくつかの点を改善できればバフェット流に近づくという面もあります。
  • 適切な企業を見つけ出せれば、保有期間は延びるはず
売買を繰り返すと手数料や税金でマイナスの影響が出ます。
一度投資したらほったらかしにできるほうが望ましいです。
金持ちになれても、売買しなければ維持できず、時間に追われる状態であったり、病気や事故になって売買ができなくなったら転落する状態であったら、あまり幸福とはいえませんよね。
適切な企業を見つける目を養い、できるだけほったらかしにしたい、という思いはあります。

「売買に追われるのでは投資家といえない、働き続けないといけない自営業者と変わりない」という考えは「金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント」が参考になります。

  • 配当収入よりも値上がり益をあてにできれば、税金面で有利かもしれない。
配当というのは企業の利益を還元してもらうことであり、そのつど税金がかかってしまいます。
理想的には、企業の利益は企業の価値が成長する再投資をしてもらうほうが税金がかかりませんし、それにつれて株価が上がっていくほうがいいのでしょう。
有利な再投資をする企業を見つける目が必要ですね。
ただ、配当軽視になった時点で、このブログのテーマと反しますから、その時点でこのブログは終了となってしまいますが。
配当収入か売却益かという話は、柿の木に例えると分かりやすいかもしれません。

毎年、柿を実らせてくれる柿の木が自宅のjます。
毎年の柿を糧にすることができます。
ここで、その柿の木を高値で売り飛ばせるとしましょう。
根を傷つけないように掘り返し、抜き取って、運び出してしまうというわけです。
このとき、
「売らずに毎年の柿を手に入れるほうが良いだろうか」
「売ったあとは毎年の柿が手に入らなくなるが、売り飛ばしたお金で暮らすのだろうか」
「柿の木のあった場所に、代わりになるものを植えられないだろうか」
「そもそも、代わりは簡単にみつかるのだろうか」
と考えるのではないでしょうか。
株に話を戻すと、
配当収入をあてにするか
売却で得たお金で暮らせるか
別の投資先を見つけられるか
ということですね。

以下、
  • 調べる企業に惚れ込むことがなくなれば、深く分析するほうが精度が高まるかもしれない
  • 精度が高まれば、分散投資によって、比較的劣っている企業を買う必要がなくなる
などという考えもできます。
どこかの時点で、バフェット流を再チャレンジする必要もあるのかもしれません。

この記事の作成に当たっては、記事「マイケル・バリー氏に関する著作 Betting on the Blind Side」も参考にさせていただきました。

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